分づき米は特に注意?お米の保存に役立つアイテム3選
ひと月前に精米した分づき米がおいしくない…
コイン精米で30キロまとめてやったのが原因かな?
それとも分づき米だから…?
実は分づき米が保存に一番注意しなきゃいけないんだよ。
せっかく炊いたお米の香りがいまいちで、おいしく感じないことってありますよね
これはお米を正しく保存することで改善することができます
特に白米や分づき米など、精米後のお米は味と香りが劣化しやすいので注意が必要です
今回はそんなお米の正しい保存方法と、役立つ保存アイテムを3つ紹介します!
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保存の基本は冷暗所・密閉・玄米
お米の保存は
この3つが基本です
冷暗所で保存
お米の最適な保管温度は15℃くらいと言われています
これ以上高くなると、お米に熱が加わって劣化が進むうえ、虫がわくこともあります
気温の低い冬場なら問題ありませんが、暑くなる夏場は冷蔵庫の野菜室や、床下収納・冷房をよく使う部屋などできるだけ涼しい場所に置いておきましょう
密閉して保存
ビニールなどで密閉して保存することも重要です
空気中の酸素に触れるとお米中の脂質が酸化を起こして香りが著しく劣化してしまいます
また、湿気もよくありません。お米の劣化をさらに早め、味と香りの劣化をさらに進めてしまいます
湿気の多い夏場は特に注意だね。
玄米で保存
お米は玄米の状態で保存がもっとも酸化しづらいので、できればお米は玄米の状態で保存するのがおすすめです
玄米のぬかの表面にはロウ層という固くて水をはじく層があり、お米を空気と湿気から守ってくれる役割をはたします
分づき米は特に注意が必要
ぬかをある程度残して精米する分づき米は、保存に特に注意しましょう
分づき米はぬかをある程度削った状態なので、空気に触れる表面積が大きく、また、脂質の多いぬかが酸化することで白米以上に劣化臭を強く感じやすいので注意が必要です
たしかに。古い油みたいな匂いがしておいしくなかった。
ぬかは栄養豊富なぶん劣化しやすいから、正しい保存方法が最後までおいしく食べるポイントだよ。
お米の保存方法…
- 涼しくて温度が安定した冷暗所で保存
- 密閉して空気と湿気を遮断
- 劣化しづらい玄米の状態で保存
- 分づき米は特に注意が必要
保存に役立つアイテム3選
①:ペットボトルで保存
お米の保存にはペットボトルが役立ちます
ろうとを使ってお米を入れ、フタを閉めることで空気と湿気を遮断することができて、立てたり重ねて置くことができるので収納もしやすいのでおすすめです
ただし、一度使ったペットボトルは底面に汚れが残りやすく、洗いづらいのが難点。ペットボトルを再利用する際は底面までしっかり洗えるブラシがあると便利です
②:ジップロックで保存
袋タイプのジップロックもお米の保存に役立ちます
ペットボトルよりも洗いやすく、使い勝手に優れるのでおすすめです
③:圧縮袋で保存
米袋ごと空気を遮断して保存するのなら、掃除機で空気を抜いて保存する圧縮袋がおすすめです
圧縮袋には布団用などサイズは色々とありますが、お米用であれば30キロの米袋がすっぽりと入るタイプがあるので、1度にたくさんのお米を購入・保存される方は重宝しますよ
まとめ
お米は玄米の状態がいちばん保存に強く、精米後は放っておくとどんどん劣化が進むので注意が必要です
特に分づき米は劣化臭を感じやすいですから、最後までおいしく食べるには特に注意しましょう