玄米を9年間続けた結果【1日1食の効果まとめ】
玄米ってどんな効果があるのかな?
始めてみて、効果が出なかったイヤだな…。
この記事は玄米に興味があるけど、実際にどんな効果があるのか知りたい人のために作りました!
この記事では筆者自身が実際に玄米を9年間続けた結果について紹介しています。
▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼
結論からいうと、私が9年間玄米を食べ続けた結果はこの6つです↓
(クリックするとそれぞれ詳しい説明にジャンプできます↓)
なにも9年も続けなくても数週間~数か月で効果は実感できます。
東洋ライス社が2022年に行ったアンケートによると、
玄米を3か月間食べた人の多くが「便通・口内炎・肌の状態・風邪」の状態が改善したと回答しています。
でも、毎日続けられるか不安だな…。
そんな人には一日一食だけ玄米に置き換えてみるのをおすすめします。
私も基本的には一日一食で9年間続けてきましたが、先ほど述べたように効果はしっかりと実感できました。
玄米を実際に続けた感想にくわえて、誰でも無理なく続けるコツについても紹介してますので、
- 玄米を始めてみたい人
- 過去に挫折した人
こんな人はぜひ参考にしてみてください!
9年間続けた結論:まずは一日一食がおすすめ!
先述したように、おすすめはまず一日一食から始めることです。
私は9年間玄米食を続けてきましたが、毎食すべて玄米を食べてきたわけではありません。
この記事を読んでくれている人は健康に気をつかいたい人が大半だとおもいます。
でも、健康に気をつかいたくても仕事で遠出することもあれば、家事や育児でお米を炊くヒマもない日だってありますよね。
それなのに三食、しかも毎日食べるのは現実的に無理があるのではないでしょうか。
そこで、
こんなゆるいルールのほうが継続のハードルがグッと下がりますよね。
おすすめは朝食か昼食!
腹持ちがいいので日中お腹がすきづらくなりますよ。
食べない日があってもOK
意外と重要なのが食べない日を作ることです!
玄米をたくさん食べればいいわけではないし、1日2日食べない日があったからといって効果が無駄になるわけではありません。
むしろ続かなかったことを気にしすぎるとストレスの原因に。
そんな風になるくらいなら最初から気にしないほうがよっぽど健全です。
私も9年間そのスタイルで続けてきました。
そんな私が9年間玄米生活を続けてきた結果を以下でくわしく紹介します↓
玄米を食べ続けた結果①:間食が減った
玄米食にしてまず、間食がめちゃめちゃ減りました。
玄米が消化に時間がかかるぶん腹持ちがよく、小腹がすいてお菓子やコンビニの菓子パンを買わなくなったんです。
過去には仕事のストレスで菓子パンを1日3つも食べてた人間が、ですよ?
(興味のある人はプロフィールをどうぞ)
これには誰よりも私自身が驚きました。
コンビニでの買い物が減り、出費も減ってまさに一石二鳥です。
玄米を食べ続けた結果②:よく噛んで食べるようになった
玄米は白米よりも食感が固く、よく噛む必要があります。
それによく噛めば噛むほど味が出てくるので、ゆっくりよく噛んで食べる習慣がつきました。
よく噛むと食べすぎ防止になる
よく噛んで食べる習慣がつくと、満腹中枢が刺激されて満足感を得やすくなるので、食べる量も少なくてすみます。
食べすぎを自然と防止できるようになるんですね。
また、よく噛むと消化にもいいのでお腹の調子も上向くうれしい効果が。
玄米に豊富に含まれる食物繊維が腸内の善玉菌をたすけ、腸内環境を改善する効果がアップします。
玄米を食べ続けた結果③:お腹がすっきりした
さきほど述べたように玄米には食物繊維が豊富で、腸内環境を改善するはたらきがあります。
いわゆる宿便(しゅくべん)を排出し、規則的な排便をうながすので、
- 腹囲(ウエスト)が減った
- おならが匂わなくなって、回数が減った
- 決まった時間にトイレに行くようになった
このような変化が感じられます。
便秘をしやすいタイプだったので、個人的にはこの効果がいちばんうれしかったですね。
玄米を食べ続けた結果④:疲れづらくなった
玄米には体の中でエネルギーを造り出すのに必要なビタミンB類が豊富。
なので新陳代謝が活発になります。
私は普段体力仕事をしているから本当に実感できるんですが、あきらかに体が疲れづらくなりました。
理屈としては、お米の炭水化物には筋肉のエネルギー源として基礎代謝を維持する働きがあるため。
なので適量のお米を摂ることで筋肉が減らず、代謝が活発に行われるようになります。
ここ数年夏バテもせず、体がだるくて重いと感じることがほとんどありません。
玄米を食べ続けた結果⑤:体型が変わらない
代謝の維持は体型にも大きく影響します。
ダイエットではとにかくカロリー制限や激しい運動によるカロリー消費が注目されがちですが、じつは基礎代謝を落とさないほうがダイエット効果って高いんです。
というのも、人間が一日に消費するカロリーのうちの約70%は基礎代謝だといわれています。
残りの約30%が運動によるカロリー消費なので、運動でカロリーを消費するより代謝でカロリーを消費したほうが効率よく痩せられるのがわかっています。
(基礎代謝を知るのにおすすめの動画↓)
さきほども紹介したようにお米は基礎代謝を維持します。
なので適量の玄米(お米)は基礎代謝を保つのに不可欠。
適量は一食につきお茶碗一杯くらいだといわれています。
(お米の適正量を知るのにおすすめの動画↓)
私自身ほぼ毎日お米を食べていて、(一度急激に太ったのを除いて)この20年くらい体型・体重は変わっていません。
もうすぐ40代ですが、いまだに学生時代に買ったデニムやジャケットを愛用しています。
玄米を食べ続けた結果⑥:出費が減って貯金ができた
最初にも触れましたが、間食が減ったのでシンプルにお金を使う機会が減りました。
たかがコンビニやスーパーのお菓子といっても、チリも積もれば山となるです。
例えば、毎日間食に200円分のお菓子や軽食を買っていたとすると1ヶ月あたり200円×30日=6,000円なので、
1年間だと6,000円×12か月=72,000円!
総額で考えるとかなり大きな出費ですよね。
浮いたお金は趣味のキャンプ用品に使っています。
テントひとつ分くらいなら1年で貯められるんです。
(私が実際に購入したキャンプ用品↓)
あと、体型がキープできると服のサイズが変わらないので、洋服を買う頻度も減ります。
もしも体型の変化を理由に洋服やスーツを新調していたら、それこそ年間で10~20万円の出費が必要なってくるわけですよね。
体型の変化がないってじつはものすごい節約術でもあるんです。
自己投資としての玄米食
新たな出費が出ない自己投資
玄米はかなりコスパのいい自己投資でもあります。
ジムやパーソナルトレーナーは忙しかったり、面倒になったら行かなくなることってありますよね。
行かなくなったらそのぶんムダな出費が生まれます。
しかし、玄米食ならば大きな出費は生まれません。
だって、もともと食べるはずだった白米やパンを玄米に切り替えるだけです。
忙しかろうが面倒だろうが人はだれだって必ず食事はとるわけですよね?
なのでムダが出ず、自己投資としてのコスパにとても優れています。
高額な入会金を払ってジムやパーソナルトレーナーをつけるよりも、食事から見直すほうがだんぜん安く始められて、ハードルも低いんです。
浮いたお金を好きなことに使える
でも逆に、体型が変わらなかったら服の買い替えも不要なうえ、むしろ浮いたお金を趣味や好きなことに使えるチャンスです。
それこそファッションに興味がある人だったら、間食で浮いた72000円あればかなりいい服が買えちゃいますよね。
しかも体型が変わらないなら、大事に使えば文字通り一生モノなわけですからいいモノを長く使って出費を抑える好循環だって作れます。
玄米を食べ続けるポイント
くり返しますが、
玄米は継続することが第一です。
玄米のメリットはここまででたくさん紹介しましたが、継続しなければ意味がありません。
せっかく始めたのに挫折した…なんてことはできれば味わってほしくないので、ここからは私が思う継続に必要なポイントをいくつか紹介します。
無理して食べない
これは私も何度かやってしまった失敗なのですが、無理して食べるのは完全に逆効果です。
玄米は栄養豊富な食べ物ですが、薬ではありません。
そのため一度にたくさん食べればいいわけではなく長く続けることで効果がでてきます。
このことはぜひ覚えておいてください。
白米が合うおかずは無理せず白米で食べる
今日は海鮮丼しか信じない日 pic.twitter.com/PoVnWoe4qv
— スタコジ|玄米と発酵とドカ弁 (@yurugenmai) July 17, 2022
どんなに玄米が好きでも、同じお米でも白米の方がおいしく食べられる場合もあります↓
- カレーライス
- オムライス
- 海鮮丼
- チャーハン
どうですか?
お米好きであれば、絶対白いお米で食べたいですよね?
これらの料理に無理やり玄米を合わせても、だんだんと玄米のことが嫌いになってしまうかもしれません。
断言できますが、そうなるくらいだったら我慢せずに白米で食べた方がいいです。
そのかわり次の食事で玄米を食べるなどしてバランスを意識してみましょう。
適度に休む
出張や会食で思うように玄米が続けられない時だってありますよね。
でも、数日空いたからって気にすることはありません。
しばらく空いたら意識的にすこし回数を増やせば大丈夫。
たとえば朝・昼の一日二食を玄米にするとかで十分ですよ。
白米と混ぜて炊いたり、分づき米を活用
最初は玄米に白米を混ぜて炊いたり、分づき米を使うのも効果的。
分づき米とは米ぬかの部分をわざと残して精米したお米のことで、3分・5分・7分と数字が少ないほど米ぬかが多くて玄米に近い状態です。
5分・7分と数字が上がっていくにつれ米ぬかの栄養素は減りますが、白米に近い味と食感で食べやすくなります。
通販で好みの分づきで送ってくれるサービスを利用
すべてではありませんが、Amazonや楽天などネットショッピングでは3分・5分・7分づきから選んで精米してくれる場合もあります。
ご自身で精米するのが手間な場合はこうしたサービスもあるので活用してみてください。
(注文時に分づきが選べる例↓)
まとめ:無理をせず、継続することが重要
繰り返しますが、玄米は即効性のあるものではありません。
コツコツと継続することで玄米食の効果を日に日に実感できるようになります。
9年間の玄米生活で私なりに出した継続のコツをまとめると、
- まずは一日一食から始める
- 食べない日があってもOK
- 気にしすぎると逆によくない
こんなシンプルなもの。
難しいことはなにもありませんよね。
もともとジャンクフードの食べすぎで招いた体調不良がきっかけで始めた玄米食ですが、正直こんなに長く継続できるとは思ってませんでした。
もっと正直にいえば、ちょっともうやめようかな…と思ったことだって何回かあります。
それでも私自身が玄米を継続していて、メリットを感じる回数のほうが多かったのも事実です。
だれかの役にたてれば嬉しいなと、私なりのコツをこうしてまとめてみました。
最後までよんでいただきありがとうございました。
この記事があなたにとって役立つものになれば嬉しいです!