【玄米】いのちの壱を計測機を使って徹底分析【贈答用にも大人気】
この記事ではいのちの壱という品種のお米を実際に食べてみて、味とどんな人にオススメのお米なのか紹介いたします。
白米でのお米のレビューはたくさんありますが、玄米でのレビューは他にはにありません。
なのでやってみました。
味のレビューだけでは個人の感想になってしまうので、計測器を使って客観的に数値化もしています。
ぜひお米選びの参考にしてみてください!
という人の参考になれば嬉しいです!
▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼
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食べチョクは日本最大級の産直サイト、約45、000点以上の鮮度抜群な農・海産物が出品されています。
もちろんお米も品種・栽培方法・玄米・分づき米・白米から選ぶことができ、お米専門店並みのこだわりのお米が見つかります!
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■粒立ち
とにかく大粒!
食べ応えがあるのに驚くほど柔らかい
■粘り
コシヒカリと同等か、それ以上の粘り
■甘み
きび糖のを思わせる、
濃くてコクのある甘み
■うま味
うま味も十分だが、
しつこく感じない絶妙なバランス
■冷めた時
もっちりと弾力が出て、
甘みもさらに強く感じる
■玄米で食べた時
ライ麦パンのような香ばしい香り、
洋食にも◎
(あくめで個人の感想ですのでご了承ください)
結論からいうと、こんな人にいのちの壱はオススメ!
結論からいうと、いのちの壱はこんな人にオススメです↓
- もっちり・濃厚な味が好き
- 昼食か夕食でよくお米を食べる
- お米そのものの味を楽しみたい
- 自宅用だけでなく贈答用にも使いたい
粒の大きさが通常のお米の1.5倍ほどもあるいのちの壱は味がしっかり濃く、お米そのものの味を楽しむことができます。
見た目のインパクトもあって、米寿やお食い初めのお祝い事・贈答用にもよく使われてます。
(龍の瞳は商品名です。詳しくは後述↓)
玄米で食べるメリット
通常はお取り寄せするようなお米は白米にして食べる人が圧倒的に多いと思います。
しかし、いいお米は玄米でも美味しいもの。
むしろあえて玄米で食べると味の複雑さが増し、うま味がさらに感じられるので、おいしいお米こそ一度玄米で食べてみてほしいと個人的には思っています。
また、玄米はご存知のように白米にはない栄養素が豊富なとても優れた健康食材ですよね。
日常的に食べることで体のコンディションを整えるほか
- 体型維持・ダイエット効果
- 腸内環境改善
- 間食が減って出費が減る
こうしたメリットがあります。
いのちの壱とは
岐阜県で発見された突然変異のお米
いのちの壱は2000年に岐阜県の下呂市で今井隆さんが発見された突然変異種です。
コシヒカリの田んぼの中にひときわ丈の長い稲が一本だけ伸びていて、それを調べたところコシヒカリとは異なるものだと判明しました。
そこから試験栽培・品種登録がなされて「いのちの壱」という名前で現在登録されています。
日本のお米なのにジャポニカ種ではなくジャワニカ種?
興味深いのが、発見者の今井隆さんは公式ページの中で、いのちの壱はジャポニカ種ではなくジャワニカ(ジャバニカ)種ではないかという推測をされています。
ジャワニカ種とは、インドネシア・ジャワ島原産のお米で、日本で作られてるジャポニカ種と比べて丈が長く、粒が大きい特徴があります。
龍の瞳という名前でも販売されている
いのちの壱は品種名ですが、他にも商品名として龍の瞳や銀の朏(みかずき)、ありがとう三米という名前でも販売されています。
- 品種名 → いのちの壱
- 商品名 → 龍の瞳・銀の朏・ありがとう三米
なので、もし違う名前で売られていたとしても、これらは同じ種類のお米ですのでご安心ください。
一部のコンクールでは対象外だが、優れた食味に注文が殺到
紹介してきたように粒がひときわ大きいのがいのちの壱の特徴ですが、粒が大きく丈が長いということは、倒れやすくて栽培が難しいということになります。
そのためいのちの壱の作付け面積はとても少なく、流通量も多くないため、希少性が高く一般的なスーパーで出回ることはほぼありません。
日本穀物検定協会が実施する食味コンクールでは作付け面積の少なさを理由に審査対象外とされてます。
しかし、「あなたが選ぶおいしい日本一お米コンテスト」などのコンテストでは優秀金賞・金賞を受賞するなど、優れた食味が高く評価されており、コンクール後は注文が殺到するほどの人気を博しています。
今回購入したいのちの壱を徹底分析
お米を生産されたのは石川県の加賀米野菜基地(かがこめやさいきち)さん。
・いのちの壱の紹介ページはコチラ
■産地
石川県金沢市赤土町
■販売者
加賀米野菜基地
■栽培方法
有機JAS(転換期間中)
■価格
2kg/2,200円 (1kg/1,100円) ※…1kgで約7合
より詳しい情報はコチラ(食べチョク内紹介ページ)
今回、いのちの壱の購入には産直サイト・食べチョクを利用しました。
食べチョクについての紹介はこちらの記事をご参考ください↓
今回は有機JAS規格のお米を選びました。
完全に有機JAS規格のお米を名乗るには種まき、種付けから2年以上の期間が必要ですので、転換期間中というのはその途中という意味ですね。
このお米が作られた田んぼはまだ2年以上経ってないけど、栽培方法は有機JAS規格が守られてるお米ってことだね。
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計測器を使って水分量と千粒重を測定
お米を数値化するうえで欠かせないのは水分量と千粒重(重さ)です。
水分量を測定
お米の適正な水分含有量は14.5%~16.0%だといわれていて、これより多くても少なくてもよくありません。
水分量をまずはみてみましょう。
測定には専用の機械を使います↓
計測は3回行い、その平均値を出します。
平均値は15.3+14.9+15.0=15.06%ですので、水分含有量は適正値ですね。
良好なコンディション環境にてお米が保管されていたのがわかります。
千粒重を測定
続いて千粒重(重さ)を測定します。
千粒重とは、お米千粒あたりの重さのことです。
一般的に20~22gが平均的な重さで、これより軽いと小粒、重いと大粒なお米だといえます。
大粒なお米は甘みが強くもっちりとした傾向があり、逆に小粒なお米は甘みは控えめうま味があり、あっさりとした傾向があります。
お米粒を素手でさわらないよう、専用の器具を使って千粒ちょうどをとっていきます↓
こちらは2回はかった平均値を出します。
32g+33g=32.5g…!
一般的な大粒が25g~26gなのに、それをはるかに超える粒の大きさですね。
しっかり濃厚な甘みだけでなく、ゆたかな食べ応えも期待できます。
実際に炊いてみる
さっそくいのちの壱を玄米のまま炊いて食べてみます。
玄米のおいしい炊き方はコチラ
玄米だとサクサクとした食感があって、すごく香ばしい!
全粒粉パンのような香りも感じる!
味は甘みが強い!
もともとすごく味の濃いお米に、玄米のごく味がマッチしてるね。
大きな粒に蓄えられた強い甘みに、玄米のコクやうま味が加わりひと口の満足感が非常に高い印象です。
もちもち感もかなり強く、白米で食べるよりもさらに食べ応えがアップしています。
これなら焼肉やハンバーグのような味の濃いおかずにも負けないし、グリーンカレーやマーボー豆腐などとろみのあるどんぶり物もすごく合います。
もちろんお米単体でも香りがとてもいいので、シンプルな玄米おにぎりにもすごくいいですね。
お弁当で冷めてもふっくら感が持続
お弁当にして冷えた状態でも試してみました。
手羽先の先の所で米いける#お弁当 #お弁当記録 #玄米 #玄米弁当 #いのちの壱 #曲げわっぱ #デカわっぱ pic.twitter.com/jzsugSGegv
— スタコジ|ゆる玄米 (@yurugenmai) November 6, 2022
冷めてもふっくら感は持続していて、パサつきはいっさいありません。
あくまでしっとりとして、粒立ちはハッキリ。
熱々の時よりも甘みと香りが落ち着いて、ぬか漬けのような素朴な野菜のおかずともよく合います。
正直、思った以上に万能なタイプです。
いのちの壱がオススメなのはこんな人!
まとめると、いのちの壱はこんな人にオススメです↓
お米単体でも、おかずと一緒でも楽しめて、熱々でも冷めてもおいしいいのちの壱。
見た目のインパクトに加えて実際に食べてみると実感するおいしさに、贈答用にしたいという気持ちがよくわかります。
ご自宅用にも、贈答用にもすごくオススメです。
逆に、いのちの壱がイマイチな人
逆に、こんな人にはイマイチかもしれません↓
もっちり柔らかめの宿命として、あっさり固めがお好みの人にはあまり向いていません。
また、倒れにくく栽培が難しいいのちの壱は他の品種と比べると高価で、1キロあたり1000円を超えてきます。
そのため普段使いでは高いと感じる人もいるでしょう。
が、たまに気分転換で食べるとか、先ほど紹介したように贈答用として使うといった使い方なら無理なく使えると思います。
玄米であれば正しい保存方法なら数か月は品質が落ちないので、長期保管にも耐えられます。
お米の正しい保存方法はコチラ
いのちの壱を購入できるところ
ここまでいのちの壱のを紹介してきましたが、「幻の米」などと呼ばれ、スーパーなどではなかなか見かけませんよね。
そこでおすすめの購入先としてはネット通販ががおすすめです↓
ネット通販だと大きく分けて産直サイトか大手ECサイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)のどちらかになります。
ちなみに、これまでネットで数多くのお米を注文してきた筆者としてはだんぜん産直サイトをおすすめします。
産直サイトのメリット
メリット①:全国各地のこだわりのお米が集まっている
一般のスーパーや食品量販店だと、お米の取り扱いは数種類、それが玄米になるともっと少なくなりますよね。
一方、ネット通販なら数多くの全国各地の銘柄が選べて、玄米もスーパーとは比べ物にならないくらい豊富。
さらにはこだわりの栽培方法からも検索がかけられます。
玄米に興味がある方は食べ物の安全性や味にこだわりたい人が大半だと思いますので、こだわり食材を見つけるのに産直サイトはうってつけです。
メリット②:重たい思いをしなくていい
産直サイトには穫れたて新鮮な野菜・海産物も豊富ですが、私としてはお米こそ産直サイトで購入すべきだと思っています。
豊富なラインナップもそうですが、お米は日用品の中でも重たいものですよね。
そこでお米だけでも配達に頼ることで、重たい思いしなくてもおいしいお米を好きな時に届けてくれるのがうれしいメリットです。
- ご高齢の世帯
- マンションの高層階に住んでる
- 家から駐車場が離れている
こうした世帯の人にはぜひお米だけでもネット通販を使ってみるのをおすすめします。
お米、特に玄米を探すとなるとお住まいの近隣にお米専門店でもない限り難しいので、ぜひ産直サイトを活用しておいしく楽しい玄米生活に役立ててみてください!
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