玄米に向いてない?食べ方を見直べき人の特徴+対処法6選
私、玄米を食べすぎるとお腹がゆるくなることがあって…
特に、固いのを食べた時に多いかも。
玄米はどうしても消化に時間がかかるからね。
でも、その人に合った続け方は必ずあるよ!
こんにちわ!スタコジと申します!
健康志向の高まりから玄米が再注目されるようになりましたが、人によっては玄米の食べ方を見直した方がいい場合もあります
今回はそんな玄米の摂り方を見直したほうがいい人の特徴と、その対処法について解説します
結論からいうと、玄米に向かない人の特徴はこの3つです▼▼▼
- 消化できていない
- 無理して玄米を続ける
- 炊く手間が負担に感じる
このいずれかに当てはまる人は、一度玄米を休んでみるのもいいでしょう
休んでもいいの?
毎日続けないと意味ないんじゃない?
玄米は続けるのが目的じゃなくて、健康を維持することだよね。
そのためには一度休んだり、続けやすい道具を使ったほうが良い場合もあるんだよ。
玄米は良くも悪くも消化に時間がかかり、調理にひと手間が必要な食材です
そして体の不調を治すというよりは、体を良好に保つほうが得意な食材でもあります
これは何度でも言いたいのですが、玄米は「治す」よりも体の「メンテナンス」が得意。
— スタコジ|ゆる玄米 (@yurugenmai) November 24, 2022
体調が良くない時に始めても逆効果の場合もあります。玄米食を始めてみて、
・お腹がゆるくなる
・胃もたれ・胸やけ
こうなるなら、まずは柔らかく炊いたお粥や、朝に一杯の白湯から始めて胃腸を整えてみましょう。
さきほどの3つのどれかに当てはまる人は、ぜひこの記事を参考にしてみて、ご自身にあった続け方を見つけてみてください!
▼▼▼▼▼この記事を書いた人▼▼▼▼▼
▼▼▼▼▼女性目線代表▼▼▼▼▼
特徴①:消化できていない
玄米は腹持ちが良い反面、人によってはしっかり消化できずにお腹の調子を崩してしまう場合もあります
目安としては食べた後に、
- トイレに頻繁に行くようになった
- 便がゆるくなった or 固くなった
という方は玄米がしっかり消化しきれていないかもしれません
なんで個人差があるの?
玄米が向く・向かないって個人差はあるの?
僕は医者じゃないから明確にはいえないけど、食べ方と体の発達度合は関係してるね。
玄米を消化しやすい・しづらいの個人差にはいくつかの要因が考えられますが、大きな要因としては食べ方と体の発達度合が挙げられます
食べ方=噛む回数・炊き方が関係
食べる時にしっかり咀嚼ができていると消化にも良いのですが、あまり噛まずに飲み込むとどうしても消化に時間がかかり、消化不十分な状態で便として排出されてしまいます
その際、人によってはお腹の調子を崩してしまいがちです
また、まったく精米していない玄米よりはかるく削ってある分づき米や、しっかり水に浸けて柔らかく炊いた発芽玄米だと消化の負担が軽減して問題なく食べられることもあります
(中略…)玄米を食べて便秘や下痢になる人は、2つの原因があります。「柔らかく炊くことができていない」事と、「よく噛んでいない」事です。
両方とも胃腸に負担がかかり、便秘や下痢になることがあります。ただ、上手に炊けなくても、よく噛むことで解消できます。最低でも一口30回、理想は100回以上噛むようにしましょう。そうする事で、ダイエットにも効果があり、便秘、下痢の症状も解消されます。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ内、玄米生活より引用
特に、体が未発達な子供は要注意
他にも、体が未発達な子供は噛む力が弱く、よく噛まないまま食べて消化不良を起こしてしまうことも
小さい子供ほど当然、消化器官も未発達なのでお腹の調子を崩してしまわないか注意してみる必要があります
対処法①:しっかり噛む習慣をつける
消化をよくするためには、まずはしっかり噛んで食べる習慣が重要です
先ほど紹介したように、最低でもひと口に30回は噛むようにしましょう
対処法②:食べ方を工夫する
他にも、サラサラと流し込むように食べるお茶漬けを避け、柔らかく煮込んだおじややリゾットにして食べるなど、食べ方を工夫するのも効果的です
対処法③:柔らかく炊く工夫をする
玄米の固さも重要です
やはり炊き上がりが固いと消化にも影響するので、柔らかく炊けるようしっかり水に浸ける・発芽させてみるといった工夫をするのがおすすめです
他にも、分づき米にする、白米を混ぜて炊く、白米と同じ感覚で柔らかく炊ける発芽米を使うのもいいでしょう
私も固いのは苦手だし、柔らかいリゾットを試してみよう!
特徴②:無理して玄米を続ける
無理して玄米を続けるのもよくありません
たしかに玄米は栄養も豊富で健康管理にとても有効な食材ですが、そもそも食べ物とは薬と異なり、それ自体が病気を治すものではありません
玄米食を推奨する東洋医学やマクロビオティックの観点からも、食事は短期的に効果が望めるものではなく、長く続けてゆっくりと体質を改善・維持するのに役立つという位置づけです
やみくもに無理して食べるのは完全に逆効果です
結局、無理しても続かない
私自身もそういう経験があるのですが、無理を続けていると、どこかで限界がやってきて挫折してしまいます
それは玄米を食べることが目的化してしまい、玄米食を通じて得たかったメリットが見えなくなってしまった状態です
玄米食で得たかったメリットとは、
- 健康管理
- 腸内環境の改善
- 体型維持
大半の方はこうした目的のために玄米に興味を持ったと思いますが、これらはすぐに手に入るものではありませんよね
一次的に短期集中して結果を求めるようなものではないので、長く継続していくことが重要です
対処法④:無理のない範囲で続ける
対処法として、まずは1日1食とか、2~3日に1食とか、無理のない範囲で続けてみましょう
玄米は慣れるまでに時間がかかる食べ物です。慣れる前から毎日、3食をいきなり変えてしまうのはハードルが高いし、慣れないとストレスに感じてしまい逆効果です
慣れてきてから徐々に食べる頻度を上げる、玄米とおかずの比率を変えていくというのが効果的なのでおすすめです
慣れるまでの工夫、慣れてきてからの移行のしかたについてれの記事でも紹介しています▼▼▼
特徴③:炊く手間が負担に感じる
玄米に慣れるために重要なのが、調理に慣れることです
同じお米とはいえ、白米と玄米では調理方法がまったくの別物で、おいしく炊こうと思ったら玄米の方が時間がかかります
仕事や家事をしている方の中には、玄米の調理にかかる手間・時間が負担に感じる方も多いでしょう
対処法⑤:ごはんパックやロウカット玄米を活用する
負担に感じたままだと、結局長続きはしません
そうなる前に、まずはごはんパックなど手軽で便利なものに頼るのがおすすめです
寝かせ玄米のごはんパックで、3日間の手間と時間をカット
例えば、寝かせ玄米(酵素玄米)を自分で作ろうと思うと最低でも3日以上かかります
・酵素玄米の酵素って?寝かせ玄米との違いは?酵素玄米のギモンを徹底解説!
玄米を始めたばかりの方がいきなり挑戦するにはハードルが高いですが、ごはんパックを活用することでグッとハードルが下がって試しやすくなります
白米と同じ感覚で炊けるロウカット玄米
近年は精米技術も格段に向上しています
玄米の外側にあるロウ層を取り除いたロウカット玄米なら、白米と同じ感覚で炊けるので日々の負担も少なく、無理なく続けることができます
・玄米をおいしく炊くコツを解説!柔らかく炊くにはロウカット玄米や発芽米がオススメな理由
対処法⑥:米ぬかサプリなど、玄米以外で継続
なにも玄米を食べるのだけが玄米食ではありません
出張や外出先など思うように玄米が食べられないような時には、米ぬかサプリなど携帯に便利なアイテムを使うのも非常に役立ちます
これ、良かったな!
かさばらないし、家族でキャンプした時に重宝したよね。
日常使いならヨーグルトにかけて食べても良かったね。
まとめ
玄米を食べることが目的にならないように注意しましょう
これは過去に私自身がしてしまった反省も込めての意見なのですが、玄米はあくまで食材で、幸福度を決めるのは食べる方自身です。無理せず、時には休みながらでいいんじゃないでしょうか
ストレスを抱え込んで続けるのは元も子もありませんよね
一時に無理して食べるよりも、楽しく継続することが重要ですよ